もちもち食感が魅力の生春巻き。
でも「これって揚げたらどうなるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、生春巻きはライスペーパーを使った料理の中でも、アレンジの幅が広く、揚げ春巻きにすることでまた違った美味しさを楽しめます。
この記事では、生春巻きを揚げたときの変化・注意点・レシピ・保存方法・プロの技まで、詳しく解説します!
生春巻きを揚げるとどうなる?食感や味の変化を徹底解説
ライスペーパーを揚げると食感はどう変わる?
ライスペーパーは水に浸すことで柔らかくなり、生春巻きとして食べられますが、揚げると一気にサクサク感が増します。
まるで薄いクラッカーのような軽い食感になり、パリッとした表面と中のジューシーな具材の対比が楽しめます。
ただし、揚げすぎると硬くなったり焦げやすくなるため、180℃前後の油で短時間揚げるのがポイントです。
エビや人気の材料で作る揚げ生春巻きの特徴
エビ・春雨・野菜を包んだ生春巻きをそのまま揚げれば、中華の春巻きとは異なる、軽やかで繊細な味わいになります。
ライスペーパーのもっちり感が若干残りつつ、外側が香ばしくなるのが魅力です。
春巻きや生春巻きとの違いは?
項目 | 生春巻き | 春巻き(中華) | 揚げた生春巻き |
---|---|---|---|
皮の素材 | ライスペーパー | 小麦粉の皮 | ライスペーパー |
調理法 | 生(そのまま) | 揚げる | 揚げる |
食感 | もちもち | カリッと | パリパリ+軽さ |
味わい | さっぱり・ヘルシー | 濃いめ・ジューシー | 香ばしさと軽さの融合 |
生春巻きを揚げる時の注意点と失敗しないコツ
ライスペーパーが溶ける・破れるのを防ぐ方法
ライスペーパーは水分を含みやすいため、巻いたあとにしっかり水気を切ってから揚げることが大切です。
破れやすいので、重ね巻き(2重にする)や小さめに巻くと成功率が上がります。
ライスペーパーがくっつく原因と対策
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水に浸しすぎる(10秒以内が目安)
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調理中に触りすぎる
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隣の巻きとくっついている
→ 対策:濡らすのは片面だけ、巻いたらラップで仕切る、油には1本ずつ入れる
揚げ焼き・そのまま揚げる時のポイント
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**揚げ焼き(少量の油)**でも十分パリッと仕上がります。
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油が少ない分、皮が破れにくいという利点も。
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しっかり温度管理(170〜180℃)し、中火でじっくり焼くと均一な焼き色に。
材料選びや下ごしらえのコツ(野菜・エビ・春雨など)
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野菜は水分をしっかり切る
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春雨やビーフンは短めにカットし、具が飛び出さないように
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エビは下味をつけておくと旨みUP
揚げ生春巻きを美味しく作る!おすすめのレシピ&アレンジ
王道のエビ入り揚げ生春巻きレシピ
材料例:
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ライスペーパー:10枚
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むきエビ:10尾(背ワタ取り)
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春雨:30g(戻してカット)
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にんじん・玉ねぎ・しいたけ:各適量
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ナンプラー・塩こしょう・片栗粉:適量
作り方:
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材料を炒めて味付け
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冷ましてからライスペーパーで包む
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180℃の油で揚げて完成!
おつまみに最適!チーズ&大葉のアレンジ
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モッツァレラチーズ+大葉+ベーコンの組み合わせが絶品
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ライスペーパーとの相性抜群で、ビールやワインにも合う
ビーフン・きくらげなど人気具材のアイデア
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**ビーフン・もやし・木耳(きくらげ)**などは、アジアンテイストが引き立つ組み合わせ
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パクチー好きさん向けに、香りづけとしてプラスしても◎
揚げ生春巻きの保存方法と劣化を防ぐコツ
作り置き・冷凍保存の適切な方法
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巻いた状態で冷凍可(ラップ&ジップロック)
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揚げる直前に自然解凍してから調理がベスト
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揚げた後の冷凍は皮がしんなりして劣化しやすいためNG
皮や食感を保つポイント
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揚げたらしっかり油を切り、すぐに粗熱を取る
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アルミホイルで軽く包むとサクサク感が残る
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再加熱はオーブントースター推奨(電子レンジはべちゃつきの原因に)
ベトナム直伝!プロの揚げ春巻きテクニックと豆知識
ベトナム春巻きの伝統的な揚げ方
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ベトナムでは**ネム・ザン(Nem Rán)**と呼ばれる
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タロイモや黒きくらげ、豚ひき肉などを使用するのが一般的
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米油やピーナッツ油で揚げることで香ばしさUP
家庭で再現できるクラスのコツ
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包む前に具を冷ますこと
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巻き終わりは水溶き小麦粉でしっかり密着
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油は一度にたくさん入れず、中温でじっくり揚げる
よくある質問Q&A:生春巻き揚げの疑問を解決
春巻きの皮とライスペーパーはどう違う?
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春巻きの皮: 小麦粉ベース、揚げても破れにくい、パリパリ
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ライスペーパー: 米粉ベース、揚げるとパリッと軽いが破れやすい
揚げた生春巻きのカロリーや栄養価
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油で揚げるため100gあたり200〜250kcal程度
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ただし、中身に野菜を多く入れればヘルシー感UP
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グルテンフリーで、小麦アレルギー対応にも◎
焼く・蒸す・揚げるの使い分けについて
調理法 | 特徴 | 向いているレシピ |
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焼く | 香ばしさ+少油 | ライトなおつまみ |
蒸す | もちもち食感 | 点心風レシピ |
揚げる | パリパリ+香ばしさ | メインおかずやパーティー料理 |
まとめ
生春巻きを揚げることで、食感と風味の新しい魅力を発見できます。
ライスペーパーは扱いにくい点もありますが、ちょっとしたコツさえ押さえれば、自宅でも本格的な揚げ生春巻きが楽しめます。
ぜひ今回の記事を参考に、家庭で手軽にベトナム風の一品を楽しんでみてください!