家族でディズニーリゾートへの旅行を計画する際、前泊するべきか、それとも後泊するべきかで悩むことが多いですよね。
特に小さな子供を連れての旅行では、宿泊が必要不可欠です。
アトラクションを存分に楽しみたいなら前泊、ディズニーの雰囲気をゆっくり楽しみたいなら後泊が適しています。
子供の年齢や体力、楽しみ方に応じて、どちらを選ぶか決めると良いでしょう。
この記事では、私が実際に経験した家族連れでのディズニー宿泊における前泊と後泊の違いについてご説明します。
さらに、後半では家族連れにおすすめのホテルも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
記事の内容:
- 前泊と後泊、どちらを選ぶべきか
- 前泊と後泊のそれぞれのメリットとデメリット
- 推奨されるホテル
ディズニー旅行は前泊後泊のどちらが子連れ向き?日帰りは可能?
子供連れでディズニーを存分に楽しむためには、遠方から来る場合、宿泊をおすすめします。
お子さんの年齢やディズニーでの楽しみ方に応じて、前泊か後泊を選ぶと良いでしょう。
小学生以上のお子さんがアトラクションをたくさん楽しみたい場合は前泊が、幼稚園以下のお子さんがディズニーの全体的な雰囲気を楽しみたい場合は後泊がおすすめです。
日帰りでの旅行も可能かもしれませんが、遠方からの場合は前泊か後泊を選ぶ方が賢明です。
大人だけの旅行なら日帰りでも楽しめ、旅費も節約できますが、早朝に出発し深夜に帰宅する必要があり、体力的に大変です。
特に子供連れの場合、移動やディズニーでの疲れが大きくなるため、日帰りは避けた方が良いでしょう。
それでは、次に前泊と後泊のメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
ディズニーで前泊するメリットとデメリット
前泊のメリット
ディズニーリゾートでの前泊にはいくつかの大きな利点があります。特にアトラクションを存分に楽しみたい場合、前泊は非常に有効です。
- 開園待ちができる: 前泊することで開園前に並ぶことができ、アトラクションに早くアクセスできます。これにより、より多くのアトラクションを楽しむことが可能です。
- 早めの入園: 当日に出発するゲストよりも早く入園できるため、混雑を避けて効率的に楽しめます。
- 朝から活動的: 朝一番でアトラクションやフードを楽しむことができるのが最大の魅力です。
前泊が向いているのは、アトラクションをたくさん楽しみたい人や、アトラクションの身長制限(最高102cm)をクリアしている子供がいる場合です。また、帰宅時の移動にも耐えられる体力がある場合も前泊が適しています。
前泊のデメリット
しかし、前泊にはデメリットもあります。
- 疲れた状態での帰宅: 遊び疲れた状態で帰らなければならないのは前泊の大きなデメリットです。ディズニーではかなりの距離を歩き、アトラクションでは長時間立ったまま並ぶことが多いです。そのため、帰りの移動が大変になることが多いです。
- ホテルの朝食が楽しめない: 開園前に並ぶため、ホテルの朝食をゆっくり楽しむ時間が取れません。朝はバタバタと忙しく、特に小さい子供は早起きで不機嫌になることもあります。これにより、せっかくのホテルステイを十分に楽しめないことがあります。
前泊を考えている場合、開園待ちをする際に、おにぎりやサンドイッチを買っておいて並びながら食べるのも一つの手です。また、携帯用のパイプ椅子を持って行くと、待ち時間に短時間でも座れて子供も楽になります。
以上を参考に、前泊のメリットとデメリットを検討し、最適なプランを立ててくださいね。
ディズニーで前泊するメリット
前泊の利点
ディズニーリゾートで前泊する最大のメリットは、「ディズニーを最大限に楽しめる」ことです。
子連れで前泊するメリット
- 早朝から遊べる: 開園と同時にアトラクションを楽しむことができます。
- 効率的に楽しめる: 子供の「まだ?」という待ち時間のストレスを減らせます。
- リラックスした前日: 前日にゆったり過ごしたり、買い物を楽しんだりする時間が取れます。
朝から満喫できる
前泊の最大の魅力は、ディズニーを朝から楽しめることです。小学生くらいになると、多くの子供がアトラクションにたくさん乗りたいと思うようになります。前泊すれば、開園と同時に入園し、混雑が始まる前にアトラクションを体験できます。
また、40周年プライオリティパスやディズニープレミアアクセスを早めに取得することも可能です。これにより、待ち時間を短縮し、子供たちの「まだ~~?」という不満を大幅に減らすことができます。
前泊を利用して、朝一番で入園し、アトラクションを楽しみながら効率的にプライオリティパスやプレミアアクセスを取得するのがおすすめです。
前泊の利点:移動と体力温存
移動が楽で体力を温存できる
前泊を選ぶことで、当日に出発する後泊と違い、前日に余裕を持って移動できます。これにより、体力を温存しながらホテルまでの移動が楽になります。
チェックイン後のリラックス
ホテルにチェックインした後は、のんびりと過ごせます。少しでもディズニーの雰囲気を楽しみたいなら、ボン・ヴォヤージュでお土産を買うのがおすすめです。
ミラコスタのレストラン
ディズニーシー・ホテルミラコスタでは、入園していなくてもレストランを利用でき、ハーバーショーを見られる席もあります。
リゾートライナーでの楽しみ
- リゾートライナーの利用: かわいいリゾートライナーに乗ってリゾートの外周を回るのも楽しいです。子供たちにとっては大喜びの体験です。
前泊を利用して、移動のストレスを減らし、ディズニーの雰囲気を存分に楽しんでくださいね。
ディズニーで後泊するメリットとデメリット
後泊のメリット
後泊の最大のメリットは、パークを楽しんだ後すぐにホテルに戻れることです。これにより、休憩をとることもできます。
後泊が向いている場合
- お昼寝や休憩が必要な子供: 小さなお子さんがいる場合、お昼寝や休憩が必要な時にホテルでゆっくり過ごせます。
- アトラクションにあまり興味がない: アトラクションよりもディズニーの雰囲気やホテルでの滞在を楽しみたい場合に最適です。
- ホテルでの滞在を楽しむ: ホテルでのんびり過ごす時間を重視する人にも後泊はおすすめです。
疲れ切った状態で長時間移動する必要がないのは、後泊の大きな利点です。
後泊のデメリット
後泊にはデメリットもあります。
- 入園時間が遅くなる: 後泊の場合、当日の入園時間が遅くなるため、アトラクションを十分に楽しめない可能性があります。
後泊のメリットとデメリットを考慮し、お子さんの普段の様子や希望に合わせて最適なプランを選んでくださいね。
子連れで後泊するデメリット
後泊のデメリット
ディズニーリゾートで後泊を選ぶ際には、いくつかのデメリットがあります。以下にその主要な点を紹介します。
待ち時間が長くなる
後泊の場合、当日に出発してから入園するため、どうしても入園時間が遅くなりがちです。これにより以下の問題が発生します。
- パスが手に入りにくい: アトラクションの待ち時間を短縮できる40周年プライオリティパスやディズニープレミアアクセスは先着順で配布されます。入園が遅いとこれらのパスがすでに無くなっている可能性が高く、特に人気のアトラクションでは長時間待たなければなりません。
- 待ち時間のストレス: 長い待ち時間は大人も子供もイライラの原因になりがちです。特に子供は待つことが苦手で、10分や20分の待ち時間でも不機嫌になることがあります。
パスが無駄になる可能性
遅い時間にパスを取得しても、閉園時間が迫ると子供が疲れて最後まで滞在できない場合があります。この場合、せっかくのパスが無駄になってしまう恐れがあります。
待ち時間対策
小さな子供向けのアトラクションはそもそもパスがなく、待ち時間も少ないことが多いです。以下の対策も有効です:
- 待ち時間対策: お菓子やゲーム、絵本などを持参することで待ち時間を楽しく過ごせます。特に、付属のペンで絵を書いて遊べるカードなどは、繰り返し遊べて荷物も軽くなるのでおすすめです。
後泊のメリットとデメリットを考慮して、子連れでのディズニー旅行を楽しむための最適なプランを見つけてくださいね。
入園時の疲労感が心配?
後泊の疲労問題
後泊の一つのデメリットは、入園時点で既に疲れている可能性が高いことです。これは特に遠方から来る場合に顕著です。
- 早朝出発の負担: 遠方からの移動は朝早く出発しなければならず、それだけでも大変です。我が家の場合、子供が「まだ着かないの?」と何度も聞いてくることが4時間続きました。
- 到着時の疲労: ディズニーに到着すると、子供たちは夢の国に興奮してご機嫌になりましたが、それも一時的なものでした。午後になると疲れが一気に押し寄せ、普段はしない昼寝をするほどでした。
後泊のメリット
ディズニーで後泊を選ぶ最大の利点は、「閉園後すぐに休めること」です。これは疲れた子供や大人にとって大きなメリットです。
子連れで後泊するメリット
後泊の利点
後泊を選ぶことで得られる多くのメリットについてご紹介します。
休憩場所を確保
- すぐにホテルに戻れる: ディズニーを満喫した後、すぐにホテルに戻れるため、疲れた体をすぐに休めることができます。これは特に小さな子供にとって大きな利点です。
翌朝のゆとり
- ゆっくりホテルステイを楽しめる: 翌朝はチェックアウトの時間までホテルでのんびり過ごせます。子供を急かす必要がないので、朝食もゆっくり楽しめます。
実体験からのメリット
私も先日、0歳と3歳の子供を連れて後泊をしましたが、大正解でした。以下はその時の感想です。
- 疲れた時にすぐ休める: ディズニーは楽しい反面、非常に疲れます。後泊なら、チェックインを先に済ませておけば、休憩やお昼寝のためにホテルに戻ることができます。混雑するレストランを避けてホテルのレストランを利用するのも良い選択です。
- 長距離移動の負担軽減: 前泊の場合、疲れ切った状態で長距離を移動して帰宅する必要がありますが、後泊ならそのリスクを軽減できます。子供がウトウトしても、すぐにホテルで休めるので、不機嫌になるリスクも少なくなります。
ホテルでの楽しみ
- ホテルの設備を満喫: ディズニー周辺のホテルはリゾート感が溢れており、プールやキッズエリアなど子供が楽しめる施設が充実しています。チェックアウトを急ぐ必要がないため、パッキングや朝食もゆったりと過ごせます。
我が家でも後泊をした際には、普段朝食には食べないような刺身や手の込んだ煮物、アイスクリームなどをたくさん楽しむことができました。しっかり休めるだけでなく、ホテル自体も楽しめるので、大人にも子供にも嬉しい時間を過ごせました。