赤ちゃんが家族に加わるこの時期、寝室のセットアップには特別な注意が必要です。
ベビーベッドの位置決めや安全措置など、考慮すべき点は多々あります。
ここでは、新生児の寝室を整える上で役立つ、重要なアドバイスを8つご紹介します。
赤ちゃんの寝室を準備する際のチェックポイント
以下の点を参考に、安全で快適な睡眠環境を整えてください。
どこから手をつければいいか迷っている方は、このリストから一つずつ進めてみましょう。
ベッドの高さを大人のものと一致させる
赤ちゃんのベッドは大人の目線高さに合わせることが重要です。
これにより、夜間のケアが容易になり、何度も立ち上がる必要が減ります。
布団を使う場合は大人用と同じものを、ベビーベッドを使う場合は低めのモデルを選んでください。
硬いマットレスを選び、掛け布団は避ける
新生児には硬めのマットレスを選び、柔らかすぎるものは避けましょう。
柔らかい寝具は赤ちゃんがうつ伏せになった時に顔が埋もれるリスクがあります。
掛け布団の代わりに赤ちゃん用のスリーパーを使用することを推奨します。
寝具におもちゃやぬいぐるみを置かない
寝具の中にはぬいぐるみやおもちゃを置かないようにしましょう。
特に大きなぬいぐるみは、窒息の危険を高める可能性があります。
赤ちゃんが自分でおもちゃと寝たいと望むまでは、寝具に置かない方が安全です。
フローリングにマットを敷く
フローリングの上に直接布団を敷く場合は、下にマットを敷いて冷えを防ぎましょう。
広範囲にマットを敷くことで、もし赤ちゃんが布団からはみ出しても安心です。
ベッドガードの隙間に注意
添い寝をする際にベッドガードを使用する場合、ベッドとガードの間に隙間ができないように気をつけましょう。
隙間があると、赤ちゃんが挟まれてしまい、窒息事故のリスクがあります。
エアコンの風が直接当たらないようにする
エアコンが必要な場合も、風が直接赤ちゃんに当たらないようにしましょう。
風向きを調整し、赤ちゃんが直接風にさらされない位置にエアコンを設置することが望ましいです。
必要なものを一か所にまとめる
夜間に必要なアイテムは、おむつやおしりふき、おむつ替えシートなどを一か所にまとめておきましょう。
これにより、暗闇の中でも必要なものを素早く取り出せます。
適切な室温と湿度を保つ
理想的な室温は夏は25~27度、冬は18~20度が適切です。
湿度も一年中50%程度を保つと快適です。
温湿度を同時に測定できる温湿度計の設置もおすすめです。
【チェックリスト】快適かつ安全なベビールームの準備ガイド
赤ちゃんの到来に合わせて、寝室の準備は大切なポイントです。
今回は、新生児の寝室を整えるための重要な要素をチェックリスト形式でお届けします。
このリストを参考に、安全かつ快適な環境を整えてください。
新生児の寝室準備チェックリスト
- ベッド(布団)の高さを大人のベッドと同等にする
- 赤ちゃんを見守る際の利便性を考慮して、ベッドの高さは大人と同じに設定しましょう。
- 赤ちゃんを別室に寝かせる場合、ベビーモニターを設置する
- 赤ちゃんの様子を常にチェックできるよう、ベビーモニターの利用が推奨されます。
- 使用するマットレスや敷布団は硬質タイプであること
- 赤ちゃんが安全に眠れるよう、硬めのマットレスまたは敷布団を選びます。
- 掛け布団の代わりにスリーパーを用意する
- スリーパーは掛け布団よりも安全で、赤ちゃんの窒息リスクを減らします。
- ベッドや布団におもちゃやぬいぐるみ、クッションを置かない
- 寝具内の余計なアイテムは赤ちゃんの安全を損ねる原因となるため、置かないようにしましょう。
- フローリング上で寝る場合、布団の下にマットを敷く
- 床からの冷気を防ぐため、マットを敷いて赤ちゃんを保護します。
- ベッドガードを使用する際、隙間が生じないようにしっかりと固定する
- 添い寝時にベッドガードを使う場合は、隙間がないように注意してください。
- ベッドや布団の位置は、エアコンの直接風が当たらない場所に設定する
- 直接的な冷暖房の風が赤ちゃんに当たらないよう配慮しましょう。
- 夜間のお世話に必要なアイテムを適切に収納し、アクセスしやすい場所に設置する
- 夜中に必要なものがすぐ手に取れるよう、整理整頓を心がけます。
- 室温と湿度を適切に管理できるよう、温湿度計を準備する
- 理想的な環境を維持するため、室温と湿度を常にチェックできるようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの安全な睡眠環境を確保することは、乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防や、夜間の事故を避けるためにも非常に重要です。
親としての安心と、赤ちゃんの快適な睡眠環境を両立させましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます!