冬の名古屋港で開催される
BERITA presents ISOGAI花火劇場in名古屋港。
「12月の海辺は寒い?」
「帰りの電車は混む?」
「席の座り心地や距離感は?」
そんな疑問を持つ来年検討中の方に向けて、
実際に行って分かったことを体験ベースで詳しくまとめました。
いそがい花火劇場in名古屋港とは
いそがい花火劇場は、
音楽とストーリーに合わせて構成された“作品としての花火”を楽しめるイベントです。
-
全席指定の有料席
-
場所取り不要
-
観客は座ってじっくり鑑賞
にぎやかなお祭り型花火大会とは異なり、
落ち着いた雰囲気で花火そのものを味わえるのが大きな特徴です。
イベント基本情報(体験時)

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | BERITA presents ISOGAI花火劇場in名古屋港 |
| 開催日 | 2025年12月20日(土) |
| 開催場所 | 名古屋港ガーデンふ頭一帯 |
| 時間 | 開場17:00 / 開演18:30 / 終演19:15(予定) |
| 荒天時 | 雨天(雪)決行、荒天の場合は翌21日(日)へ順延 |
| チケット | 全席指定・有料(席種により価格差あり) |
| アクセス | 地下鉄名港線「名古屋港」駅 徒歩約5分 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし(公共交通機関推奨) |
チケット・座席について
この花火大会は全席指定の有料エリアでの開催で、チケットをお持ちでない方は会場にご入場できません。
席種には以下のようなものがあります。(料金は1名あたり)
ふ頭ブロック
【G席】13,850円(最前列・幅広イス・前後ゆったり配置)
【SS席】9,680円(2列目・3列目限定)
【S席】5,890円(4列目以降〜)
展望Cエリア
【展望Cエリア】5,890円(斜面などの芝生エリア指定・エリア内移動可・座って撮影可)
※席種の詳細や最新の販売状況については、公式ウェブサイトをご確認ください。
会場までのアクセスと行きの混雑状況
金山駅〜名古屋港駅の混雑感
当日は17:20頃に金山駅に到着。
地下鉄名港線を利用しました。
-
ホーム:すでに混雑
-
車内:立ち客が多く、イベント帰りを想定すると行きも帰りも混む印象
金山駅の時点で
「今日は花火の日だな」と分かる混雑具合でした。
名古屋港駅到着後の動線と注意点|トイレは早めが正解
名古屋港駅に着くと、すぐに感じたのがこれ。
-
駅構内のトイレは行列
-
到着後すぐ使おうとすると、かなり並びます
ただし安心ポイントも👇
-
改札を出ると駅員さんが進行方向をしっかり案内
-
初めてでも迷う心配はほぼなし
👉 トイレは金山駅など、乗り換え駅で済ませておくのがおすすめです。
初めてでも迷う心配はありませんが、
トイレは金山駅などで事前に済ませておくのがおすすめです。
会場周辺の様子|屋台・トイレ事情

出店は少なめ、事前準備がおすすめ
駅からガーデンふ頭までは一本道。
-
人の流れについて行けばOK
-
ベビーカーや年配の方でも歩きやすい
-
道中に屋台やキッチンカーはなし
-
ポートビル外側に
たこ焼き・焼きそばなどの売店が少しある程度
「屋台を楽しみたい!」というタイプの花火大会ではないので、
軽食は事前に買って行く or 期待しすぎないのが◎。
トイレは「行くタイミング」が重要
会場内のトイレ|数はあるが、終了後は要注意
- 会場内:簡易トイレあり
- 花火終了後:ポートハウス内トイレが混雑、特に女性トイレは並びやすい
👉 終了前に済ませておくと安心です。
座席の違いと座り心地を正直レビュー

G席・SS席・S席の椅子の違い
-
G席:広めの椅子
-
SS席・S席:パイプ椅子
SS・S席は足元の間隔が広く、
足を伸ばしても問題ない距離があります。
足元は広いが、隣との距離感には注意

一方で、
-
椅子同士が触れる配置
-
冬のコート着用で肩・腕まわりが窮屈
という点から、
隣の人との距離が近く感じやすい印象でした。
カップルや家族同士なら問題ありませんが、
ゆったり座りたい人はG席も検討すると安心です。
会場の雰囲気|幅広い世代が来場
会場には、
-
カップル
-
小学生グループ
-
ファミリー
-
シニア世代
と、年齢層はかなり幅広い印象でした。
ただし混雑の波にのまれると、
-
エレベーターにたどり着けず
-
階段移動になる可能性
もあるため、
移動は早め行動が安心です。
SSシートで観た演目「くるみ割り人形」
今回利用したのはSSシート。
演目は「くるみ割り人形」でした。
-
ストーリーに合わせた構成
-
クラシック音楽と花火の完全シンクロ
-
展開ごとに変わる色・打ち上げ方
ただ眺めるのではなく、
物語を“観る”感覚で楽しめる花火だと感じました。
花火終了後の流れと帰りの混雑

規制退場の仕組み
-
花火終了後は席番号ごとの規制退場
-
押し合いはなく安全
-
ただし退場完了まで時間はかかる
臨時便は金山駅止まり
帰りは臨時便が出ていましたが、
終点は金山駅でした。
名古屋・栄方面へ行く場合は
金山駅での乗り換えが前提になります。
金山駅の混雑は通勤ラッシュ並み
金山駅では、
-
改札周辺:人の流れが多く、立ち止まると詰まりやすい
-
ホーム:名城線待ちの人も多く、通勤ラッシュ時間帯並みの混雑感
-
乗り換え動線:係員の誘導はあるものの、スムーズに歩ける状態ではない
「イベント帰りの混雑に慣れていない人」や「小さな子ども連れ」の場合は、想像以上に人が多いと感じる可能性があります。
混雑が苦手な方や子ども連れは、特に注意が必要です。
金山駅は構内が広く、
臨時便の到着後も係員の誘導があり混乱は少なめでした。
主要ターミナルだけあって、乗り換え自体はスムーズに行えます。
ICカード利用者であれば改札も比較的スムーズなので、
帰宅ルートを事前にイメージしておくと、より安心です。
早く帰りたい人向けのコツ|最後まで見ないのも一つの選択
少しでも早く帰りたい場合は、次のような工夫がおすすめです。
-
会場の出口に近いエリアで鑑賞する
-
クライマックス前など、花火終了を待たずに帰路につく
実際、花火が完全に終わってから動き出す人が多いため、
数分早く移動するだけでも混雑の体感はかなり変わります。
「余韻よりも帰宅のしやすさを優先したい」
「翌日も予定がある」
という方は、早め行動を前提にした観覧スタイルも十分アリだと感じました。
数分早く動くだけでも混雑の体感は大きく変わります。
冬の名古屋港の服装と防寒対策
今回は不要だったが、条件次第で役立つ防寒アイテム
この日は12℃予想・無風で、重ね着だけで寒さは感じませんでした。
ただし、
-
気温一桁
-
海風あり
の場合は、末端の冷え対策があると安心です。
-
手袋
-
ネックウォーマー
-
厚手の靴下
-
ひざ掛け
-
カイロ
使わなくても「持っている安心感」があります。
どんな人に向いているイベントか
いそがい花火劇場は、次のような人に特におすすめです。
-
花火が大好き
-
ストーリーのある花火を楽しみたい
-
場所取りをしたくない
-
ちょっと贅沢なデートをしたい
-
花火師を応援したい
花火を“作品として味わいたい人向け”のイベントだと感じました。
よくある質問(Q&A)
Q1. いそがい花火劇場は場所取りが必要ですか?
A. 不要です。全席指定なので、早く行って場所を確保する必要はありません。
Q2. 冬の名古屋港は寒いですか?
A. 風がなければ12℃前後でもそこまで寒く感じません。ただし一桁台や風がある日は、防寒対策があると安心です。
Q3. 屋台やキッチンカーはありますか?
A. 会場周辺に少数の売店はありますが、一般的な花火大会のような屋台はほとんどありません。
Q4. 席は狭いですか?
A. SS席・S席はパイプ椅子で足元は広めですが、椅子同士が触れており隣との距離は近めです。G席は比較的ゆったりしています。
Q5. 帰りはどれくらい混みますか?
A. 名古屋港駅・金山駅ともに混雑します。特に金山駅は通勤時間帯並みの混雑を想定しておくと安心です。
Q6. 早く帰る方法はありますか?
A. 出口に近い場所で観る、または花火終了を待たずに移動すると混雑を避けやすくなります。
来年行く人向けチェックリスト(保存版)
行く前に確認したいこと
-
☐ チケットは全席指定(席種と椅子の違いを確認)
-
☐ 帰りの臨時便は金山駅止まり(乗り換え前提)
-
☐ 交通系ICカードは事前にチャージ
当日の行動ポイント
-
☐ トイレは金山駅など事前に済ませる
-
☐ 屋台目的なら期待しすぎない
-
☐ 混雑が苦手なら出口に近い席 or 早め移動を意識
席・服装まわり
-
☐ SS・S席はパイプ椅子で隣との距離が近め
-
☐ G席はゆったり座りたい人向け
-
☐ 冬はコート着用前提で窮屈さを想定
防寒対策(天候次第)
-
☐ 手袋・ネックウォーマー
-
☐ 厚手の靴下 or ひざ掛け
-
☐ カイロ(使わなくても持っておく)
こんな人におすすめ
-
☐ 花火そのものをじっくり楽しみたい
-
☐ ストーリー性のある演出が好き
-
☐ 場所取りをせず快適に観たい
-
☐ 落ち着いた大人デートをしたい
-
☐ 花火師を応援したい
まとめ
いそがい花火劇場in名古屋港は、
音楽と物語に合わせて花火を楽しめる全席指定の冬花火イベント。
混雑・席・防寒・帰りの電車を把握しておけば、
落ち着いた雰囲気の中で花火そのものをじっくり堪能できます。
場所取り不要で、
特別な時間を過ごしたい人におすすめの花火大会です。
