家族で新幹線を利用する際は、特に赤ちゃんや小さな子供が同行する場合、座席選びが大切です。
授乳やおむつ交換がしやすい座席を選ぶことで、安心して旅行を楽しむことができます。
経験豊富な筆者が、特に便利な座席について詳しくご紹介します。
おすすめの座席は11号車です。
この車両には授乳やおむつ交換ができる広いトイレが設置されており、赤ちゃん連れの家族にとって非常に便利です。
また、この記事では東京から博多までの「のぞみ」「ひかり」「こだま」各新幹線のサービスを紹介し、赤ちゃんや小さな子供連れの家族に必要な持ち物についてもアドバイスします。
この情報をもとに、以下の点について知ることができます。
- 家族連れに適した新幹線の座席の選び方
- 新幹線での授乳やおむつ交換の便利な方法
- 旅行に持参すると便利なアイテムのリスト
このガイドを参考にして、快適で楽しい家族旅行を実現しましょう。
新幹線での家族旅行におすすめの座席ガイド
赤ちゃんや小さな子どもを連れた家族には、新幹線の11号車13列目が特におすすめです。
以下の理由で、この座席が高く評価されています:
- 多目的室がすぐそばにあり、授乳やその他必要な用途で利用しやすい。
- 近くにおむつを替えることができるトイレがあり、アクセスが便利です。
- 座席配置が2席のみで通路が広く、より快適に過ごせます。
- 多目的室の前に広いスペースがあるため、赤ちゃんをあやしながら歩き回るのに適しています。
11号車の13列目はその利便性から予約が早く埋まることが多いため、空いている場合は早めに予約をすることが推奨されます。
また、12列目と13列目のAB席は車椅子利用者に優先されますが、事前に予約がない場合は一般の旅行者も予約可能です。
さらに、12号車1列目も家族旅行に適した座席としておすすめします。
この座席は次の特徴があります。
- 11号車に隣接しており、多目的室やおむつ替えが可能なトイレへのアクセスが非常に便利です。
- 下り方面(名古屋・新大阪・博多方面)では1列目が前に座席がないため、広々としたスペースを提供し、子供が前の席を蹴る心配がありません。
- 上り方面(東京方面)では、車両の最後部に位置し、「特大荷物スペース付き座席」となっており、ベビーカーや大きな荷物を置くことができます。
これらの特性から、特に小さな子供を連れた家族にとって12号車1列目は理想的な選択肢です。
旅行中の快適さを重視する方にこの座席をおすすめします。
新幹線11号車1列目の座席も、特に赤ちゃんや小さな子供を連れた家族におすすめです。以下の利点があります。
- 多目的室へのアクセスが容易で、授乳やおむつ替えがスムーズに行えます。
- 赤ちゃんが泣き始めた際に、すぐに車両のデッキへ移動できる便利さがあります。
- 下り方面では、1列目は前に座席がないため、広い空間が確保されており、子どもが前の席を蹴る心配がなく、遊び場としても利用しやすいです。
ただし、11号車には特大荷物スペース付きの座席は用意されていませんので、大きな荷物を持っての旅行には注意が必要です。
これらの座席を利用することで、家族旅行がより快適に、楽しくなるでしょう。
新幹線での家族向け座席選択ガイド
7号車の1列目および最後列の特典
家族で新幹線に乗る際、特に赤ちゃんや小さな子どもがいる場合、11号車や12号車を予約することをおすすめします。
しかし、これらの席が満席の場合、7号車の1列目や最後列が良い代替案です。
これらの席は駅のホームからの移動距離が少なく、中央付近に位置しているためアクセスが便利です。
7号車のおすすめポイントは以下の通りです。
- 前列座席:前に座席がないため、広めのスペースが確保されており、子どもが自由に動ける空間があります。
- 後列座席:特大荷物スペースが付いており、ベビーカーや大きな荷物を座席の後ろに置くことが可能です。
座席の向きと荷物置き場についても注意が必要です。
- 座席の向き:上り(東京方面)と下り(名古屋・新大阪・博多方面)では座席の向きが異なりますので、予約時には向きを確認しましょう。
- ベビーカーの置き場:ベビーカーは座席スペースに折りたたんで置くことも可能ですが、特大荷物スペース付きの座席を予約することで、より快適に置くことができます。このスペースは事前に予約が必要です。
この情報を活用して、新幹線での家族旅行をより快適にお過ごしいただければ幸いです。
特に赤ちゃんや小さな子どもを連れた旅行では、これらの座席の選択が大きな助けとなるでしょう。
ベビーカーを持参する際の新幹線座席の選び方
新幹線を利用する家族で、ベビーカーを持参する場合、最後列の座席が推奨されます。
上り(東京方面)では1列目が車両の最後部になり、下り(名古屋・新大阪・博多方面)では座席番号が大きい方が後部に位置します。
新幹線での授乳とおむつ替え
赤ちゃんや小さな子どもを連れての移動中、授乳やおむつ替えは重要なポイントです。
新幹線の多目的室は授乳に利用でき、おむつ替え専用の設備も完備されています。
多目的室は通常施錠されており、使用する際は乗務員に開錠を依頼する必要があります。
また、2023年11月1日から東海道新幹線では多目的室前に設置されたQRコードをスキャンして使用希望を伝えることができるようになりました。
多目的室の位置とおむつ替え設備
16両編成の新幹線では11号車、8両編成では7号車に多目的室が設置されています。
おむつ替えが可能なトイレは、奇数号車の東京側デッキにある洋式トイレで、赤ちゃんマークが表示されたトイレ内に設置されています。
ミルクのお湯の準備
新幹線内では基本的にミルク用のお湯を提供していませんが、東海道新幹線の車内販売がある列車では、乗務員に依頼すると持参した水を電子レンジで温めるサービスがあります。
事前に液体ミルクやお湯を持参することが推奨されます。
特に、「のぞみ」の一部列車や「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」など、車内販売がない列車では特に注意が必要です。
これらの情報を活用して、赤ちゃんや小さな子どもを連れた新幹線の旅をより快適に準備しましょう。
新幹線での家族旅行に便利な持ち物リスト
新幹線での長時間の旅行中は、赤ちゃんが泣いたり、子どもが退屈してしまうこともあります。
そうした状況に備えて、持っていると便利なアイテムをいくつか紹介します。
- 抱っこ紐:赤ちゃんがぐずる時に役立ち、手を自由に使えるので移動中も便利です。
- 授乳ケープ:多目的室が使えない場面でも、授乳ケープがあればどこでも授乳が可能です。ポンチョタイプのカバーは伸縮性があり、周囲の視線を気にせず授乳できます。
- おもちゃ:塗り絵や水で色が出る塗り絵など、散らかりにくく音が出ないおもちゃは、子どもが長時間集中して遊べるのでおすすめです。
- ブランケット:新幹線内は冷房が効いていることが多いので、赤ちゃんや子どもが寒さを感じないようブランケットを持っていくと安心です。眠った時にも使えるので非常に便利です。
これらのアイテムを持っていくことで、赤ちゃんや子ども連れでも新幹線での旅行を快適に楽しむことができます。
旅行前にこれらをチェックリストとして準備しておくと良いでしょう。
まとめ:新幹線を利用した家族旅行のための準備ガイド
新幹線での家族旅行を成功させるためには、事前の準備が非常に重要です。
特に赤ちゃんや子どもを連れての旅行では、予期せぬ状況への対応も考慮に入れる必要があります。
以下のポイントをチェックしておくと、旅行がよりスムーズに進みます:
- 座席予約:事前に新幹線の座席を予約しておくことで、旅の快適性が大きく向上します。
- 時間に余裕を持って出発:発車時刻に余裕を持って駅に到着することで、慌てずにすみます。
- 授乳とおむつ替えの設備:新幹線内の授乳やおむつ替えが可能な場所を事前に確認しておくと、旅行中も安心です。
- 時間つぶしのアイテム:子どもが喜ぶおもちゃやお菓子を用意しておくと、長時間の移動も楽しく過ごせます。
これらの準備を整えることで、家族全員で新幹線旅行を楽しむことができます。
旅行前にしっかりと準備をして、快適な時間をお過ごしください!