おみくじを持ち帰ったあと、
ふとこんなことで悩んだことはありませんか?
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もう読まなくなったおみくじ、どう処分すればいい?
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ゴミ箱に捨てるのは失礼?
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神社やお寺に返さないとダメ?
おみくじは紙一枚とはいえ、
神社やお寺でいただいたもの。
捨て方を間違えると、なんとなく気になるという人も多いでしょう。
この記事では、
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おみくじの正しい捨て方
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やっても問題ない処分方法
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避けたほうがいい考え方
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子どもにも伝えやすい説明
を、分かりやすく解説します。
おみくじはどうやって捨てるのが正解?
結論:決まった「正解」はひとつではない
まず知っておきたいのは、
おみくじの捨て方に絶対的な正解はないということです。
神社やお寺でも、
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必ずこうしなければならない
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こうしないと失礼
といった厳密な決まりを設けているところは、
実はほとんどありません。
大切なのは、
感謝の気持ちをもって手放すことです。
よく選ばれているおみくじの捨て方
① 次に参拝したとき、境内に納める
もっとも安心感がある方法が、
次に神社やお寺を訪れたときに納めるやり方です。
多くの神社やお寺には、
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古札納所
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おみくじ納所
などが用意されています。
そこに納めることで、
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役目を終えたものを返す
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感謝の気持ちを伝える
という意味合いになります。
② 白い紙に包んで、普通に処分する
すぐに返しに行けない場合は、
白い紙に包んでから処分する方法もよく選ばれています。
これは、
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気持ちの区切りをつける
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丁寧に扱ったと自分が納得できる
という点で、
多くの人にとって受け入れやすい方法です。
ゴミとして処分しても、
失礼になるわけではありません。
③ お焚き上げに出す
地域や時期によっては、
お焚き上げを行っている神社やお寺もあります。
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正月明け
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どんど焼きの時期
などに合わせて、
おみくじを納める人もいます。
ただし、
必ずしもお焚き上げでなければならないわけではありません。
ゴミ箱に捨てるのはダメ?
気持ちの問題が大きい
「ゴミ箱に捨てるのは失礼なのでは?」
と感じる人は多いですが、
これは気持ちの問題が大きいと言えます。
何も考えずに丸めて捨てると、
後からモヤモヤすることがあるかもしれません。
一方で、
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一度しっかり読んだ
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役目は終わったと感じている
のであれば、
丁寧に包んで処分することで、
自分の中で納得できる場合も多いでしょう。
いつ捨てればいい?タイミングの目安
期限は決まっていない
おみくじに、
「◯日以内に捨てなければならない」
といった期限はありません。
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数日後
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数か月後
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次の初詣のとき
など、
自分の気持ちが落ち着いたタイミングで問題ありません。
次のおみくじを引く前に手放す人も
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次の初詣
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新しい節目
の前に、
古いおみくじを手放すことで、
気持ちを切り替える人もいます。
子どもに「捨てていいの?」と聞かれたら
怖がらせない伝え方が大切
子どもには、
「ありがとうって言ってから片づけようね」
「役目が終わったから大丈夫だよ」
と伝えるのがおすすめです。
「バチが当たる」
「捨てると悪いことが起きる」
といった言い方は、
不安を与えてしまうことがあります。
おみくじは「考えるきっかけ」
おみくじは、
未来を決める紙ではなく、
考えるきっかけをくれる言葉。
この考え方は、
👉 「おみくじって誰が作ってるの?」の記事ともつながっています。
よくある勘違い|捨てると運が逃げる?
「捨てると運が逃げる」
という話を聞くことがありますが、
そのような決まりはありません。
運は、
紙一枚にくっついているものではなく、
日々の行動や考え方の積み重ねです。
安心して、
自分が納得できる方法で手放しましょう。
まとめ|おみくじの捨て方は「気持ちの整理」
おみくじの捨て方に、
ひとつの正解はありません。
大切なのは、
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一度きちんと読んだか
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感謝の気持ちをもてているか
という点です。
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返しに行く
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包んで処分する
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お焚き上げに出す
どの方法でも、
丁寧に向き合えば問題ありません。
そして、
誰が、どんな思いでこの言葉を書いているのかを知ると、
手放すときの気持ちも、
自然と落ち着いてくるはずです。
👉 あわせて読みたい
「おみくじって誰が作ってるの?子どもの質問に困らない親の答え方3パターン」

