出産後、赤ちゃんと一緒に帰省していた友達が戻ってきた――そんなときは「お疲れさま!」「おめでとう!」の気持ちを込めて、お家へ遊びに行きたくなるものです。
でも、ちょっと迷うのが手土産や差し入れ。
とくに赤ちゃんが母乳なのかミルクなのか分からない場合、「これを持っていって大丈夫かな?」と悩みますよね。
この記事では、そんなときに知っておきたい授乳中のおやつ選びのポイントや避けたい食材、安心して渡せるおすすめのお菓子をご紹介します。
授乳中のおやつに避けたい食材とは?
カフェインが含まれる食品の影響
コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンク、チョコレートなどはカフェインを含みます。
母乳育児中の場合、カフェインは赤ちゃんの興奮や寝つきの悪さにつながることがあるので、量は控えめが安心です。
※ただし、少量のカフェイン(1~2杯のコーヒー程度)は問題ないことも多いので、神経質になりすぎなくてもOKです。
アルコールの影響と授乳期の注意
アルコールは母乳に移行するため、母乳育児中は基本的にNG。
差し入れにお酒入りのお菓子(洋酒ケーキ、酒チョコ、梅酒ゼリーなど)は避けましょう。
アレルギーを引き起こす可能性のある食材
赤ちゃんが食物アレルギーのリスクを抱えている場合があります。
ナッツ、卵、小麦、乳製品を含むお菓子は、「念のため少量で」と考えると安心です。
添加物に注意すべき理由
保存料や着色料、人工甘味料は、なるべく避けたい成分。無添加や自然素材のおやつなら、どんな育児スタイルのママにも喜ばれます。
選び方とおすすめのおやつ
授乳中に適したおやつのポイント
・無添加・カフェインレス
・ビタミン・ミネラルが豊富
・軽食代わりになる栄養価が高いもの
・賞味期限が長く、個包装で分けやすいもの
人気の市販お菓子ランキング
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ナッツ&ドライフルーツ(無塩・無添加)
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米粉や全粒粉のクッキー
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甘栗・焼き芋
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ノンカフェインのハーブティーと焼き菓子セット
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果物ゼリーやフルーツピューレ
手土産や差し入れに最適なおやつ
・無添加の焼き菓子(フィナンシェ、マドレーヌ)
・カフェインレスの紅茶やハーブティーのギフト
・季節のフルーツやフルーツゼリー
・低糖質スイーツセット(特に産後ダイエットを気にしている方には好印象)
身体にやさしいおやつの種類
栄養価が高い果物の選び方
いちご、キウイ、りんご、みかんなど、手で簡単に食べられる果物がおすすめ。
小分けにして持って行くと場も和みます。
低糖質のおやつとその利点
産後の体型リカバリーを意識しているママには、ナッツ、チーズ、無糖ヨーグルト、豆乳プリンなど低糖質系の差し入れが喜ばれることも。
無添加の手作りおやつレシピ
・おからや豆腐のクッキー
・バナナブレッド(砂糖控えめ)
・手作りのグラノーラバー
授乳中の妊婦向けおやつとその注意点
妊娠中も授乳中と共通の注意点がありますが、鉄分やカルシウム、葉酸などが特に重要。市販品なら、栄養強化タイプのスムージーやグラノーラも一案です。
授乳中のおやつのカロリー管理
授乳期は通常より300~500kcalほど多く必要です。
・小腹を満たすナッツ
・食物繊維が豊富な全粒粉クッキー
・鉄分・カルシウム補給になるヨーグルト
はおすすめです。
便秘対策にはドライフルーツ(プルーン、レーズン、あんず)も良い選択。
友人や家族へのおやつのプレゼントアイデア
ギフトセットにおすすめのスイーツ
・無添加の焼き菓子ギフト
・果物の詰め合わせ
・ノンカフェインの飲み物とスイーツのセット
季節に合わせたお祝いおやつの提案
春:桜の和菓子
夏:水ようかん、フルーツゼリー
秋:栗やさつまいものスイーツ
冬:干し柿、ホット用のカフェインレスドリンク
授乳を考慮したおやつのマナー
訪問時の手土産マナーと気遣い
・事前に「何か食べられないものはある?」と確認するのがベスト
・個包装や日持ちするお菓子を選ぶ
・ママだけでなく家族皆で楽しめるものを持参すると喜ばれます
相手の好みに配慮したおやつ選び
・相手の好みが分からないときは、無難なもの(焼き菓子、ゼリー、果物)を選ぶ
・甘いものが苦手な方なら、ノンカフェインティーや軽食系(おせんべい、クラッカー)も候補に
まとめ
赤ちゃんと一緒に過ごす大切な時間。訪問時の差し入れは、ママの体を気遣い、安心して楽しめるものを選ぶと、きっと喜んでもらえます。
カフェイン、アルコール、添加物には少し注意を払い、旬のフルーツや無添加スイーツなど、やさしい気遣いが感じられるおやつを選んでくださいね。